2025.01.17

ドラマ「十角館の殺人」つづき

 

 

第3話・第4話を観る。

以下、ネタバレあり。

 

河南と島田のいる本島と、6人が渡った島の話が交互に出てくる。

島では、アガサに続いてルルウが殺され(彼だけは屋外で撲殺)、残るはエラリイ・ポー・ダインだけに。
そのポーも、タバコに仕込まれていた毒で死ぬ。

そして館が燃える。

警察の見解では、エラリイが全員を殺して焼身自殺したことになる。それは可愛そうだというコメントをどこかで見たが。

 

最後、島田の兄と出会った河南と
島田の兄が問う「君のあだ名は?」で河南は「コナン」と応え、ここで「あの一行」が。
「彼」はおもむろに眼鏡を取り、髪で顔を隠すが、そこまで見せる必要はあったかな?

映像だけを観ていた人は、もう判ったのではなかろうか。島の彼は、少々不自然だったから。

さて第5話は、彼の動機や方法が語られるのだろうが、もういいやという気にもなった。

それにしても、少々逆恨みの寒を感じてしまった。
自分が最後まで彼女に寄り添っていたらよかったのだから。

 

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2025.01.05

ドラマ「十角館の殺人」

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実写化不可能と言われてきた名作のドラマ化。

第一話と第二話を観た。何と、まだ続きがあって、それは「見逃し配信」ではまだ放映されていない。

犯人は知っているし、彼は早々と姿を現す。
そうであっても、肝心な点はうまく隠されており、この実写化は成功したと言えるだろう。

K大学推理研究会のメンバー(世界の名探偵を名乗っている)の個性も、うまく設定されている。

後半(第3部から第5部)が楽しみだ。

 

画像は、左が新装版、右は91年発刊のもの。

 

関連記事

【十角館の殺人〈新装改訂版〉】(22.07.07)

【十角館の殺人】(05.05.13)

 

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2024.12.23

M1グランプリ2024

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毎年この時期になると、「M1グランプリ」が話題になる。

これまでさして興味がなかったが、朝日新聞21日付けBEの「フロントランナー」の登場者が、「令和ロマン」というコンビの一人だった。
昨年の優勝者だ。

あまり面白くなかったと息子は言っていたが、今年はそこそこ面白かったらしい。

彼は生放送ではなく録画を観るので、うっかり話題を振るとそれがネタバレになっているとかで機嫌が悪くなる。
そんなこと、知らんやん。

で極力話題にしないようにしていたのだが、今年の優勝者が二連覇という記事をチラッと見た。

TVERで見のがし配信をしていたので、その最終ラウンドだけ観てみた。

ふーん、面白いのだが、3組ともやたら騒々しい気がした。

「令和ロマン」のは、戦国時代へのタイムスリップで、一人が落語のように何役もの演じ分けをしているのが、ちょっと変わっていて面白かった。

 

画像は「令和ロマン」のお二人、公式サイトよりお借りしました。

 

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2024.12.19

「第22回 紅白歌合戦」(後半)を観る

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土曜日に続いて日曜日には後半の放映があったので、そのまま夜に観てしまった。

ちょっとショックだったのは、出場歌手は全員知っているのに、知らない歌が多かったこと。
ちょうどこの頃は娘が生まれて、職場・保育所と大変だった時期で、テレビなんて観ていなかったのだろう。

最後の方で、長谷川一夫が出てきたのにはビックリした。

時々指揮者が交代するのも、当時は普通だったのかな?
前半では平尾昌晃が、後半では古賀政男もご出場。あれ?誰の歌の時だったかな?もう忘れた。

出場歌手は、結構実力派が多かった印象を持った。

 

画像は7年前の12月19日、阪神高速かな?

 

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2024.12.18

午鳥志季【君は医者になれない】

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メディアワークス文庫 こ7-2
午鳥志季/〔著〕
出版社名 KADOKAWA
出版年月 2023年4月
ISBNコード 978-4-04-914943-2
(4-04-914943-5)
税込価格 737円

医者に一番必要なものとは? 現役医師が描く感動の医療ドラマ!


舞台が膠原病内科ということで、非常に興味深く、また中身については有益だった。

かなり変わり者の医者漆原と、意外な素顔。という対比が面白い。
例によって、表紙絵に違和感あり。

血が怖い医学生は、果たして医者になれるのだろうか?
シリーズとして続きがあるようだ。

 

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2024.12.17

「第22回 紅白歌合戦」(前半)を観る

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札幌オリンピックを翌年に控えた1971年の「第22回紅白歌合戦」を観た。
14日(土)に放映されたものの「NHKプラス」版だ。

出場者の皆さん、若い、若い。

坂本九ちゃんの歌には、涙が出た。新婚早々で、柏木由紀子さんも舞台に上がっていて幸せそうだった。

五木ひろしと小柳ルミ子はいずれも初出場で、二人とも初々しい。両方の歌とも平尾昌晃の曲で、指揮も平尾だった。

藤圭子の声量は、やはりスゴいな。
バックコーラスが「内山田洋とクールファイブ」で、「おっ!」と思った。
前川清とは、この頃からの付き合いだったのかな?

今回は前半なので、西郷輝彦と舟木一夫の歌はあったが、橋幸夫は後半のようだ。
三人で太鼓を叩く場面もあって、御三家健在だった。

あれから53年、亡くなった方もおられる。
現在も活躍している方たちは、半世紀以上現役なのだ。スゴいなぁ。

日曜のひととき、楽しませて貰った。

 

画像は札幌オリンピック開会式会場の「真駒内公園屋外競技場」。

 

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2024.11.10

【暮らしに役立つ かんたんマイノート&手帳術】

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 mizutama/著 
出版社名 エクスナレッジ
出版年月 2019年9月
ISBNコード 978-4-7678-2672-1
(4-7678-2672-1)
税込価格 1,650円

大人気のイラストレーターmizutamaさんが、
超簡単にできる、かわいいノート&手帳のつくりかたを伝授!

 

紹介文にある通り「かわいいノートと手帳」の作り方伝授本。

であるから、自分のように素っ気ない手帳づかいには、少々方向違いだった。
それでも、見ているだけで楽しくなる本だった。

とにかく、色々カラフルだ。
マーカーや色ペンでの書き込み、写真やメモの貼り付け、マスキングテープを駆使しての飾り等々。

面白かったのは、マステを使って「失敗」したことの上に貼り、なかったことにするというアイデア。
これくらいなら、真似してもいいかもしれない。

 

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2024.10.27

ドラマ「昨夜のカレー、明日のパン」

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もう10年も前に、NHKプレミアムで放映されていたのだった。

読んだのは2年半ほど前だが、その後著者の【木皿食堂】なども読んでいる。

ドラマはほぼ原作どおりだが、いい人ばかりでホッとする。

中でも主人公テツコに求婚している岩井さんが、演じている人の風貌もあるのか、誠実な人柄で、テツコが次第に惹かれているのがわかった。

あと、「山ガール」ことこれもテツコの同僚も、原作同様すがすがしかった。
吉田羊さんという俳優さんだが、「三谷幸喜の何でもない話」にもよく登場していたとか。覚えていない。

しかし時に、「ムムム」の両親やテツコの同僚女子などふざけているような場面もあったのは、いただけなかった。
ま、自分の勝手な感想だが。
しかし、それも含めてのドラマ化だろうが。

 

画像は13年前の10月25日。当時通っていた歯医者の前で。
そういえば、このドラマにも歯医者が出てきていた。

 

関連記事

【昨夜のカレー、明日のパン】(22.03.20)

 

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2024.10.21

ドラマ「母の待つ里」

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浅田次郎原作の本を、読む予定だった。

それが、ドラマを先に見てしまった。

第一話は中井貴一主演で、40年ぶりに故郷へ帰ってきた、東京で成功して社長をしている松永徹。
原作の表紙絵の男のようだ。

物語は、徹がとある地方の駅に降り立つところから始まる。駅前からバスに乗り、雑貨屋の前の停留所で降りる。

そこへ村人がやってきて、徹の家を教えてくれる。
この時点でやや違和感あり。いくら40年ぶりでも、自分の家への道を忘れるなんて。

歩いて行くと、犬が一匹、道案内のように現れる。
このワンちゃん、スゴイ名演だ!

そして古い家からは、母親が現れ……。

非常に他人行儀なのも、まぁ仕方ないかとも思いつつ、徹が母に「お名前は?」と聞くあたりで「?」マックス。
そのあとの徹の説明も、何だか変。

で、結局徹が「故郷」から帰る時になって、その謎が解けた。

 

大勢の社員にかこまれていても孤独だという徹に、「その話、気をつけろ」と気づかう友だちの存在はありがたいのでは。

 

画像は13年前の10月21日、背景は琵琶湖。旅というほどではない距離での点景。

 

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2024.10.05

火垂るの墓、世界で高評価

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火垂るの墓、世界で高評価 「悲惨だが、忘れられない傑作」 ネトフリ一斉配信、戦火相次ぐ情勢で共感

7,8年前までは、夏になると必ずテレビでこの作品を放映していた。
でも、毎年は観られなかった。辛すぎた。

これは著者の体験に基づいていると言われている。
実際には、著者はこの少年のように妹にやさしく接してなかったことを悔いていらっしゃる。

原作の冒頭は「省線三宮駅で一人の少年が亡くなっていく」ところから始まっていたのではなかったか。

 

画像は、Wikipediaにあった「発光するホタル」。

 

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