2019.11.13

柚月裕子【孤狼の血】

Photo_20191111212201

著者:柚月 裕子
価格:836円
カテゴリ:一般
発売日:2017/08/25
出版社: KADOKAWA
レーベル: 角川文庫
利用対象:一般
ISBN:978-4-04-104954-9

常識外れのマル暴刑事と極道の、プライドを賭けた戦い。作家、マスコミほか多くの賞賛を集めた、圧巻の警察小説。

何とも言いようのない、悪徳刑事。女性作家が、ここまで書くのか、という驚き。

しかし、思いも寄らない結末に唸る。

映画化もされていたようで、この悪徳刑事役が役所広司さん。若い部下を、松坂桃李が演じている。

こんな話、ひょっとしたらあり得るのでは。という気もしてきた。

 

| | コメント (0)

2019.11.10

寿木けい【いつものごはんは、きほんの10品あればいい】

10

著者:寿木 けい
価格:1540円
カテゴリ:一般
発売日:2019/10/16
出版社: 小学館
利用対象:一般
ISBN:978-4-09-310633-7

おいしくて持続可能で、体に優しくて食べ飽きない。「名もなき20秒卵」「飲みたい酢の物」などきほんの10品と、それらを使った平日夜の献立の組み立て方を紹介する。【「TRC MARC」の商品解説】

いつもTwitterで「140字ごはん」という方にお世話になっている。
簡単でおいしい一品を、140字内で書いてアップしておられるのだ。

その方が寿木けいさんと仰るとは、今回本を上梓なさって初めて知った。

若い方が、基本を身につけるのにぴったりな本。

本書はレシピだけでなく、エッセイ風のご家庭語りが楽しかった。

 

| | コメント (0)

2019.11.09

【スカーレット】

Photo_20191109114101

著者:水橋 文美江
価格:1320円
カテゴリ:一般
発売日:2019/09/25
出版社: NHK出版
利用対象:一般
ISBN:978-4-14-923589-9

戸田恵梨香主演の朝ドラを徹底紹介!

少々わけありで、ノベライズを読み始めた。

昨日、第六章まできて気がついた。
どうやら、今週分のようだ。喜美子が荒木荘を出て、信楽へ帰るところ。

ドラマを観ている人は、先が判ってしまって……と仰っていた。
自分は観ていないから、単に筋を追っていくだけだが。

それにしても、この父親って、どうしようもないなぁ。

| | コメント (0)

2019.11.06

堂場瞬一【凍結捜査】

Photo_20191019000901

著者:堂場瞬一
価格:968円
カテゴリ:一般
発売日:2019/07/19
出版社: 集英社
レーベル: 集英社文庫
利用対象:一般
ISBN:978-4-08-745898-5

函館と東京で起きた連続殺人。函館中央署の保井凛は、警視庁の神谷と捜査を進めていくが…。連続殺人の狙いは金か怨恨か? 巧妙に計画された重大犯罪に熱き刑事魂の捜査チームが挑む! 【「TRC MARC」の商品解説】

以前読んだ【検証捜査】(17.07.15)から何年か後。

神谷は凛と付き合っている。
その凜が勤める函館で、事件が起きる。
何とも進展がなく、読んでいても凛と一緒にイライラする。

やがて、舞台は東京へ。

函館から姿を消した女性が、被害者(元々被害者であったが)になる。
そして【検証捜査】で上司だった永井の、不審な行動。

そして再び、函館へ。

話はロシアマフィアという、国際的な問題にまで膨らんでいった。

こんなことが、本当にあるんだ。
背筋がゾッとする。

 

関連記事

【複合捜査】(17.09.11) 埼玉の桜内が主役

 

| | コメント (0)

2019.11.03

向田邦子【隣りの女】

03331055_1tl

著者:向田邦子
価格:627円
カテゴリ:一般
発売日:2010/11/10
出版社: 文藝春秋
レーベル: 文春文庫
利用対象:一般
ISBN:978-4-16-727722-2

人妻の恋の道行を描いた表題作をはじめ、おひとり様の恋心を衝いた「胡桃の部屋」、絶筆「春が来た」他、全5篇を収録した珠玉の短篇。【「TRC MARC」の商品解説】

何年かぶりで読みたくなった、著者の本。

表題作の【隣りの女】は、平凡な日々を送っている人妻のつかの間のアバンチュール。
つましい暮らしをしているようでいて、随分思い切ったことをする。

向田邦子さんって、意外とこういうシビアなものを書いていらっしゃったんだ。

【幸福】は、やっとつかみかけた幸せだがちょっとした瑕疵が見つかった。それを胸にたたんで、新しい生活に踏み出そうとする女性。
しかし、うまくいくのかなぁ。

【胡桃の部屋】は、辛い。

父親が家出して、残った母親と長女・長男・次女。
長女は未だ学生の弟妹を支えるため、付き合いも断って一生懸命働く。
気働きが効くように見えて、それが空回りしていく様子が切ない。

【下駄】では、出前を持ってくる店員が、思いがけず異母弟であったことに振り回されるサラリーマンを描いている。
顔つきから爪の形までそっくりな彼を疎ましく思いながら、一方では懐かしさも感じている。

弟の立場からすれば、もっと優しくして欲しかったのだろうが。

【春が来た】は、飛行機事故で亡くなった著者の遺作にあたるという。

全くの嘘ではないのだが、家や家族のことで少々見栄を張ってしまって、窮地に陥る娘。
一緒にいるときにハプニングがあり、彼に送ってもらう羽目になってしまった。

さぁ、どうする。

この家族に、つかの間の春が来て、だがやがて花は散っていった。

 

| | コメント (0)

2019.11.01

10月の読書メーター

10月の読書メーター
読んだ本の数:8
読んだページ数:2889
ナイス数:479

明るい夜に出かけて (新潮文庫)明るい夜に出かけて (新潮文庫)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2019/10/post-4a28ce.html
読了日:10月26日 著者:佐藤 多佳子
小僧の神様―他十篇 (岩波文庫)小僧の神様―他十篇 (岩波文庫)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2019/10/post-d23d9c.html
読了日:10月23日 著者:志賀 直哉
明日の空 (創元推理文庫)明日の空 (創元推理文庫)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2019/10/post-78a8ce.html
読了日:10月16日 著者:貫井 徳郎
慈雨 (集英社文庫)慈雨 (集英社文庫)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2019/10/post-83f162.html
読了日:10月13日 著者:柚月 裕子
旅屋おかえり (集英社文庫)旅屋おかえり (集英社文庫)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2019/10/post-8f46d6.html
読了日:10月11日 著者:原田 マハ
サブマリン (講談社文庫)サブマリン (講談社文庫)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2019/10/post-9a11eb.html
読了日:10月06日 著者:伊坂 幸太郎
ナオミとカナコ (幻冬舎文庫)ナオミとカナコ (幻冬舎文庫)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2019/10/post-482118.html
読了日:10月05日 著者:奥田 英朗
小僧の神様・城の崎にて (新潮文庫)小僧の神様・城の崎にて (新潮文庫)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2019/10/post-74ee38.html
読了日:10月01日 著者:志賀 直哉

読書メーター

 

| | コメント (0)

2019.10.31

樋口 有介【少女の時間】

Photo_20191031221701

著者:樋口有介
価格:880円
カテゴリ:一般
発売日:2019/05/21
出版社: 東京創元社
レーベル: 創元推理文庫
サイズ:15cm/352p
利用対象:一般
ISBN:978-4-488-45917-8

未解決殺人事件を調べ始めた柚木。ところが調査を始めた途端に関係者が急死する事態に。美人刑事や美人依頼主など美女たちに囲まれて、柚木は真実にたどり着けるのか。柚木草平シリーズ。【「TRC MARC」の商品解説】

柚木ものは、これまで
【探偵は今夜も憂鬱】と
【不良少女】を読んだ。

順番通りではないのだが、柚木はいつも同じ感じ。永遠の38歳?
今回は別居中の妻と暮らす、娘加奈子との夕食から始まる。
加奈子の方はどんどん成長していくのに、柚木は38歳のままなのか?

連続して読んでいないので、その辺りの人間関係もよく覚えていない。

さて本書では、その加奈子が持ちかけた奄美大島行きから、2年前の未解決事件へと入って行く。

しかしどうしてこう、個性的な女ばかりが登場するのだろう。

NPOが入っているビルの持ち主である山代千絵には、吐き気がする。
チチャなる酒は、気持ちが悪い。

 

唯一、柚木の娘加奈子の存在が救いだ。

最後に解った真相は、かなり辛い。

著者の自作解説によると、重い話でも笑ってもらえたらとのことだが、それは成功していると思う.
千絵の話以外は、けっこうユーモラスで楽しい。ちょっと過剰気味ではあるが。

 

柚木は実は几帳面な性格で、洗濯が趣味。

料理も得意で、「ジャガイモのピザ」はおいしそう。

薄切りにしたジャガイモとタマネギ、ベーコンとメルトチーズを加えてフライパンで焼く。
カマボコの生ウニ和え梅干し味
キウリの塩もみショウガ添え

 

| | コメント (0)

【3コマまんがですぐできる 10秒ゆるみストレッチ】と、10月の検索語

3-10

Twitterでフォローしている 柴 雅仁 さんの【3コマまんがですぐできる 10秒ゆるみストレッチ】を買った。
後日、「効果が出ました」という報告が出来ますように!

ボーっと生きてんじゃねーよ! チコちゃん好調のワケは(18.08.25)
赤い靴の女の子(14.03.15)


IPHONEアプリ:TEXTFORCE(14.10.02)
こんないいアプリを入れていたこと、まったく忘れていた。
実際には使い勝手がよくなかったのかな?また使ってみよう。

大阪駅前地下道:愛され半世紀、梅田の地下名店 月末退去(14.10.04)

コリン・デクスター【死者たちの礼拝】(17.07.12)
島崎今日子【この国で女であるということ】(06.12.18)
ボランティアの三原則(06.10.23)

パンネルは再び海を越えた(06.03.13)
JAWBONE MINI JAMBOX →BLUETOOTHが繋がらない(15.01.26)
落花の雪に踏み迷う(06.04.11)

ルブラン「怪人対巨人」(04.08.03)
「二の字点 ゆすりてん」と呼ばれる文字について(15.11.17)
ビブリオバトル(14.01.14)

荻原浩【月の上の観覧車】(12.08.31)
長尾幹也さんの歌(04.08.02)


志賀直哉と、9月の検索語

 

| | コメント (0)

2019.10.26

佐藤多佳子【明るい夜に出かけて】

Photo_20191026092101

著者:佐藤多佳子
価格:737円
カテゴリ:一般
発売日:2019/04/26
出版社: 新潮社
レーベル: 新潮文庫
利用対象:一般
ISBN:978-4-10-123736-7

富山は、ある事件がもとで心を閉ざし、大学を休学して海の側の街でバイトをしながらひとり暮らしを始めた…。実在の深夜ラジオ番組を織り込み、夜の中で彷徨う若者たちの孤独と繫がりを暖かく描いた青春小説。【「TRC MARC」の商品解説】

第30回山本周五郎賞受賞

佐藤多佳子さんは好きだ。

接触障害の学生富山は、大学で当時の女友だちに触れられたのを機に学校へ行かなくなり、家を出てバイトで暮らしている。
バイト先のコンビニでの人間関係も、なかなかうまくいかない。

第一章の「青くない海を見てる」では、そんな富山の暮らしを描く。

第二章「ミス・サイコ」では、同じラジオのリスナーがコンビニにやって来る。
この子との関わりを描いていく。ミス・サイコとは、富山が彼女に奉った名称。

第三章「二つの名前」では、コンビニバイトの先輩・富山の高校時代からの友人永川、それにミス・サイコこと佐古田も加わってのSNS関係を。

第四章「ただの落書きなのに」
富山がバイト仲間である「だいちゃ」の出演したライブの感想を書き付けた「落書き」を当人に見られ、やがてそれが歌詞に昇華していく顛末を。

第五章「エンド・オブ・ザ・ワールド」では、好きで聞いていたラジオ番組がまさかの終了に。

本書では、深夜番組の二部から一部に昇格し、また二部になることで生き延びたアルコ&ペースという実在のコンビも登場していた。

休学中の一年間で、富山が成長していく様子が、彼のモノローグだけで描かれていく。

4人の関係も次第に深まっていき、彼らとのつきあいによって、気がつくと富山は少しずつ変化していたのだった。

解説の朝井リョウさんは深夜番組も持ってらして、実に丁寧な解説文を書いて下さっていた。

 

| | コメント (0)

2019.10.20

中途半端な読書

20191017-113528

秋になると、途端に忙しくなった。
ほぼ毎週講習会があるので、その準備に追われている。

移動時間がある分本を読む時間はあるのだが、その時々で違う本を読んでいるため読了本が出てこないのだ。
↓ は、現在読んでいる本。

茂木健一郎・羽生善治【「ほら、あれだよ、あれ」がなくなる本】

堂場瞬一【凍結捜査】

志賀直哉【小僧の神様】

司馬遼太郎【街道を行く】

真保裕一【ローカル線で行こう】

佐藤多佳子【明るい夜に出かけて】

夏目漱石【明暗】

かなりひどい状態だ。

 

| | コメント (0)

より以前の記事一覧