2018.04.20

内田康夫索引

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内田康夫さんが休筆宣言にも一部載せているのだが、もう少し増やしたものを。


明日香の皇子

【イーハトーブの幽霊】(10.04.10)

喪われた道(91年)(09.01.27)

江田島殺人事件(14.02.26)

【恐山殺人事件】(10.05.08)

【小樽殺人事件】(11.03.27)


怪談の道(94年)

鯨の哭く海(01年)

【倉敷殺人事件】(10.06.02)

【幻香】(10.05.24)

皇女の霊柩(97年)(12.11.26)

【神戸殺人事件】(11.05.13)

後鳥羽伝説殺人事件(13.0131)


【札幌殺人事件 上】(09.12.03)

【札幌殺人事件 下】(09.12.05)

【佐渡伝説殺人事件】(08.12.19)

【十三の墓標】(08.10.13)

終幕のない殺人(87年)(12..01.24)


地の日 天の海(08年)

【津軽殺人事件】(11.02.25)

【津和野殺人事件】(11.01.27)

天河伝説殺人事件

【鞆の浦殺人事件】(11.09.21)


「萩原朔太郎」の亡霊

華の下にて

箸墓幻想(14.09.03)

【薔薇の殺人】(08.12.10)

【氷雪の殺人】(10.05.09)

【琵琶湖周航殺人歌】(09.09.29)


【姫島殺人事件】(10.10.20)

【龍神の女】(10.06.25)




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2018.04.18

松本清張【張込み】

張込み

Photo松本 清張 著
税込価格: 680円
出版 : 新潮社
ISBN : 4-10-110906-0
発行年月 : 2001.8
利用対象 : 一般

強盗殺人事件を追う刑事は、容疑者が立ち寄ると睨んで、男のかつての恋人を張込む。吝嗇の銀行員と結婚した女は不幸な日々を送っていたが、そこへ容疑者から連絡が入る。二人を追う刑事が見たものは―。

清張はやはり、書かれた時代を追う方がいい。
冒頭、横浜駅から東海道線に乗った刑事二人が、通路に新聞紙を敷いて夜を過ごす場面。
その汽車は、はるか九州まで行くのだ。

 峠にかかって展望がひらけた。振りかえってみると遠くに平野が広がっていた。刈入れがすんで一面の田は靿んだ色だった。野積みの稲束が点になって撒かれていた。
柚木が二人を追っていく途中の光景。目に浮かぶ。 さだ子は、こうした日常の光景から脱出しようとしていた。


映像では、たしか大木実の柚木役を見たような。
あのときのさだ子は、高峯秀子ではなかったか?

だがこれは、後づけの知識かもしれぬ。ちょうど横山秀夫【半落ち】(05.11.14)で、寺尾聰の顔が離れないように。

しかしこれの映画化は、随分豪華なメンバーだったのだなぁ。
監督が、野村芳太郎。かれは清張作品を、多く手がけている。
脚本は、橋本忍。この頃絶好調。
山田洋次は、本作で橋本に脚本を学び、後に【ゼロの焦点】では橋本と共作しているのだ。


いかん、本書購入の目的は【地方紙を買う女】だったのに。
とりあえず、今回はこれだけでアップしよう。

張込み
Kindle版価格:630円


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2018.04.17

松本清張【市長死す】

青春の彷徨

Photo松本 清張 著
税込価格: 679円
出版 : 光文社
ISBN :978-4-334-74546-2
発行年月 : 2009.2
利用対象 : 一般

愛し合う若い二人が死に場所をもとめて阿蘇・耶馬渓を彷徨い歩いた末に見つけたのは…。多彩な清張短編傑作九編を収録。【「BOOK」データベースの商品解説】より

息子と松本清張の【地方紙を買う女】の話をしていて、何故か【市長死す】のことになった。

読んだはずだが短編だから何に入っていたのだろう。【青春の彷徨】ということでKindleを探したが、ない。
本も、古書しかないようだ。
清張ははほぼ全部持っているはずだからと、2階へ行ったらあった。

なんと、昭和39年発行とある。いくらなんでもおかしいと思ったが、よく見ると寺田町の古書店のシールがあった。

読んでみたが、中身はことごとく忘れていた。
堅物の市長の、思いがけない一面が暴かれていく。
テレビを見て行動し、悲劇になる構図は、たしか【砂の器】でもなかったか。あのときは映画だったが。

探偵役は、同僚の市会議員で、醤油屋の主だという。
ユニフォームに包まれていると、人は錯覚してしまう。この盲点も、たしか何かの作品にあったなぁ。線路工夫だったような記憶があるが。


2012年に映像化されたドラマでは市長役がイッセー尾形で、市会議員は反町隆史が演じたらしい。反町は、市長の甥であるという設定だ。


ラストは随分変えてあって、木村多江が悪女を演じたようだ。げに、女はこわい。


【青春の彷徨】
カバーの裏には著者の写真が。昭和35年頃とある。
収録作は、【喪失】や【青春の彷徨】【ひとりの武将】など9篇。みんな懐かしい。

この中に、【地方紙を買う女】もある。


発行当時は、KAPPA NOVELS 全盛期か。


青春の彷徨
昭和39年4月20日初版発行


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2018.04.16

藤崎翔【神様の裏の顔】

神様の裏の顔

神様の裏の顔 藤崎 翔 著
税込価格: 1,365円
出版 : PHP研究所
ISBN : 978-4-569-70039-7
発行年月 : 2008.9
利用対象 : 一般

神様のような清廉な教師、坪井誠造が逝去した。その通夜は悲しみで包まれ、誰もが涙した――と思いきや、年齢も職業も多様な参列者たちが彼を思い返すうち、とんでもない犯罪者であった疑惑が持ち上がり……。【商品解説】

すべて、登場人物のモノローグで進んでいく。

誠造の娘晴美、と友美。

鮎川。元誠造の教え子で、店子。

香村。徘徊癖のある夫に振り回されたあげく、今は一人になって元通り太りだした。

若手芸人の寺島。彼は葬儀の様子をコントに取り入れたいと、この通夜の席にいる。実質的に彼が探偵役をつとめるのだが、ある時までは。

同僚で犬猿の仲と見なされていた、根岸。実は誠造によく相談を持ちかけていた。

誠造や根岸の教え子、斎木。


この「犯罪者であった疑惑」というのが、かなり早い段階でそうと判る。
これはいくらなんでもおかしいと思いながら読み進めると……。


まさかのどんでん返しの、どんでん返し。


まさに解説氏の仰るように、

ホラーの感触とブラックな笑いを満載にした、かつてない読み心地の本格ミステリ
だった。


著者は、元お笑い芸人だとか。
実は、これが一番のどんでん返しかも。


神様の裏の顔
Kindle版価格:661円


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2018.04.12

「原尞」の新作が出た

Photo

14年ぶりに新作を出した伝説の作家「原尞」に若者たちが質問攻め

買おうと思ったがまだ高いので、結局【そして夜は甦る】と【天使たちの探偵】 【私が殺した少女】のKindle版を買った。

沢崎に、また会える。


この二冊も、
【そして夜は甦る】(05.02.21)

【天使たちの探偵】 (06.05.27)

【私が殺した少女】も、既読なんだけど。この本は、ずっと本棚にあった。


4月15日追記
帰ってきた探偵・沢崎 原りょうさん14年ぶり新作『それまでの明日』


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2018.04.11

米澤穂信【遠まわりする雛】

遠まわりする雛(角川文庫 <古典部>シリーズ)

遠まわりする雛米澤 穂信 著
税込価格: 679円
出版 : 角川書店
ISBN : 978-4-04-427104-6
発行年月 : 2010/07/24
利用対象 : 一般

折木奉太郎は〈古典部〉仲間の千反田えるの頼みで、地元の祭事「生き雛」へ参加するが、事前連絡の手違いで祭りの開催が危ぶまれる事態に。その「手違い」が気になる千反田は、折木とともに真相を推理する――。

<古典部>シリーズの第4弾とあるが、古典部というのは高校に入ってからのクラブではないのか?
とすると、新しく高校生になった折木たちの初めて遭遇する事件(?)かなと思うのだが……。

初めての作家。だが名前を見たことがあると思ったら、「作家が選んだ創元推理文庫・創元SF文庫のお気に入りの1冊を選定するフェアを開催─。」にあったのだった。


事件といっても血なまぐさいものではなく、日常の謎を折木たちが解いていくというもの。
サクサクと読めて、楽しかった。


登場人物は折木の他に、中学時代からの友人福部里志。
入学してから知り合った千反田えると、小学校から同級だった伊原摩耶花。

この4人が関係する事件(?)を、折木が解くというもの。

入学の4月から始まって、夏休みの4人での旅行、秋の催しもの、新年の行事、バレンタインデーからひな祭りまで。


表題にもなった【遠回りする雛】が良かった。
早めに咲いた桜と、その下を通る生きたひな人形。扮しているのは千反田で、この頃になると折木との距離がグッと縮まったようだ。


遠まわりする雛
Kindle版価格:603円


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2018.04.08

原田マハ【総理の夫】

総理の夫

総理の夫原田 マハ 著
税込価格: 690円
出版 : 実業之日本社
ISBN : 978-4-408-55318-4
発行年月 : 2016/12/01
利用対象 : 一般

日本初の女性総理・相馬凛子が誕生し、鳥類研究家の夫・日和は妻を支えようと決意する。だが国民目線の政策には、政財界のおじさん連中からやっかみの嵐。果たして凛子の理想は実現するのか。【「TRC MARC」の商品解説】

相馬凜子の夫、日和の視点で書いた日記という体裁を取っている。
いつか将来に読まれることを想定して、公になることを前提にした日記だ。


なにしろ初の女性総理だから、やることすべて興味の対象。
野党に下った連中は、なんとかして凛子のあらを探そうと躍起になるが、まさに清廉潔白な凛子にはつけいる隙がない。
そこで狙われたのが日和なのだが、これは展開として読者には解る。日和はおっとりしているから、最後まで気がつかないが。


相馬家が名家であるということが、物語を有利に(?)進めているのだが、これがもっと庶民だったらどうかなと、一瞬考えてしまう。

凛子の政策や姿勢云々よりも、日和の人柄に惹かれた本だった。


しかし結局、相馬家という実力がものをいったようだったのは、ちょっと物足りない。


解説は、安倍昭恵氏だった(苦笑)。
ちょうど東京に女性知事が誕生した後くらいに、書かれた本だった。今だったら、どうだろう?


総理の夫
Kindle版価格:621円


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2018.04.03

内田康夫【浅見光彦殺人事件】

浅見光彦殺人事件

Photo内田 康夫 著
税込価格: 562円
出版 : 角川書店
ISBN : 978-4041607275
発行年月 : 1993/3/1
利用対象 : 一般

詩織の母はいまわの際に「トランプの本」と言い残して病死。父も「トランプの本」を見つけたというダイイング・メッセージを残して非業の死を遂げた。途方にくれた詩織がたよれるのは浅見光彦だけ…。

読み始めてしばらくして、何か違和感がある。
そういえば、先日放映されたドラマは、「絶対に映像化出来ない作品」という触れ込みだったとか。
また、「本書は浅見光彦ものを3冊は読んでからお読みください」とある。

ははーん、そういうことか。と納得出来たが、まさにその通りの展開だった。


このネタは一度しか使えないと、「著者あとがき」にもあった。
そりゃ、そうだろう。

しかし、どういう風に映像化したのかなぁ。
ドラマが観たくなった。


関連記事
ドラマ【浅見光彦殺人事件】(18.04.20)


内田康夫索引(18.04.20)


浅見光彦殺人事件
Kindle版価格:375円


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2018.04.02

3月の読書メーター

3月の読書メーター
読んだ本の数:8
読んだページ数:2516
ナイス数:28

間取りと妄想間取りと妄想感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2018/03/post-d958.html
読了日:03月27日 著者:大竹 昭子
松本清張スペシャル 2018年3月 (100分 de 名著)松本清張スペシャル 2018年3月 (100分 de 名著)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2018/03/post-cc23.html
読了日:03月27日 著者:
闇の叫び アナザーフェイス9 (文春文庫)闇の叫び アナザーフェイス9 (文春文庫)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2018/03/post-0398.html
読了日:03月24日 著者:堂場 瞬一
坂道のアポロン (1) (フラワーコミックス)坂道のアポロン (1) (フラワーコミックス)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2018/03/post-d569.html
読了日:03月17日 著者:小玉 ユキ
鄙の記憶 (角川文庫)鄙の記憶 (角川文庫)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2018/03/post-6d5c.html
読了日:03月12日 著者:内田 康夫
贖罪の奏鳴曲 (講談社文庫)贖罪の奏鳴曲 (講談社文庫)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2018/03/post-8ea9.html
読了日:03月08日 著者:中山 七里
依頼人は死んだ (文春文庫)依頼人は死んだ (文春文庫)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2018/03/post-1476.html
読了日:03月06日 著者:若竹 七海
風神の手風神の手感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2018/03/post-597c.html
読了日:03月03日 著者:道尾秀介

2月の読書メーター(18.03.01)

読書メーター


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2018.03.28

「読書は生きていく力に」国際アンデルセン賞の角野さん

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「読書は生きていく力に」国際アンデルセン賞の角野さん

おしゃれな角野さん、眼鏡も色々持っておられる。

83歳にして現役の童話作家だ。もっともっと、活躍して頂きたい。


関連記事
【角野栄子の毎日いろいろ】(17.05.18)


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