2017.03.25

内田康夫さんが休筆宣言

平城山を越えた女

内田康夫さんが休筆宣言 未完の小説、完結編は公募で

特に好きな作家というわけではないが、読みやすいので結構読んできた。でも、麻美光彦の正義感は面白い。
やはり映像からの記憶の方が勝っていて、特に浅見ファミリーについてはその感が強い。
しかし、その時々のマドンナを誰が演じていたかについては、まったく覚えていないのだった。


振り返って、索引を作ってみよう。

内田康夫索引

【十三の墓標】(08.10.13)

【薔薇の殺人】(08.12.10)

佐渡伝説殺人事件(08.12.19)


終幕のない殺人(87年)(12..01.24)

喪われた道(91年)(09.01.27)

怪談の道(94年)

皇女の霊柩(97年)(12.11.26)

鯨の哭く海(01年)

地の日 天の海(08年)

後鳥羽伝説殺人事件(13.0131)

「萩原朔太郎」の亡霊

明日香の皇子

天河伝説殺人事件

江田島殺人事件(14.02.26)

華の下にて

箸墓幻想(14.09.03)


画像は、【平城山を越えた女】。
まだレビューなし。


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2017.03.22

作家コリン・デクスター氏死去 「モース警部」シリーズ

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作家コリン・デクスター氏死去 「モース警部」シリーズ

好きで随分読んだが、なぜかレビューは二冊だけ。
Kindle版で、読み直そう!

関連記事

コリン・デクスター【死はわが隣人】(13.01.09)
コリン・デクスター【モース警部、最大の事件】(04.11.14)
私の好きな作家たち(05.06.30)


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2017.03.19

【春に散る】に想う

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今朝の朝日新聞書評欄に、『春に散る』(上・下) 沢木耕太郎〈著〉 『大鮃』 藤原新也〈著〉があった。

2015年4月から16年8月末までの連載を、夢中になって読んでいた。

翔吾に出会うまでが少々長すぎた感があり、単行本になってみれば、上下巻それぞれ1,728円の大部なものになっていた。

書評によれば、世代交代の物語であるということだ。まさにチャンピオンになれなかった4人のボクサーと、夢を託された若者との、世代交代の話と言える。

同時に、時折出てくる主人公の挫折からこれまでの暮らしや考え方も、興味深かった。


チャンプの家や、残された老人三人は、どうなるのだろう?


今日から、高校野球か!
まさに、世代交代の世界。


関連記事

沢木耕太郎【春に散る】(15.04.15)
「春に散る」四人の行く先は(16.03.12)


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2017.03.15

小松左京【アメリカの壁】

アメリカの壁小松左京e-booksセレクション【文春e-Books】

アメリカの壁小松 左京 著
税込価格: 円
出版 : 文藝春秋
文春e-book
発行年月 : :2017/03/10
利用対象 : 一般

アメリカにトランプ大統領が誕生して以来、「いま読むべき作品」「現実がSFに近づいた」と改めて注目を浴びている作品。

35年も前に書かれたSFが、もしかしたら現実になるかもしれない。

大統領がデスクに向かっている。その周りには、いくつもの「壁」「壁」「壁」(ついたてのようなもの)が張り巡らされている。新聞の政治風刺漫画に、こんなのがあった。


本書に出てくる壁は、白い霧のようなもの。その中へ突っ込んで行ったものは、二度と戻って来なかった。

この現象に不審を抱いた日本人の記者が、あれこれ調べ始める。
友人であるアメリカ人は、これらは偶然だという。

そして最後、マッハ級の飛行機で脱出する計画に、乗せてくれた。その友人からは、時間がなかったので飛行機の中で聞けと言われたテープを預かった。

そしてそのテープの内容は……。


怖いなぁ。


アメリカの壁


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2017.02.28

読書メーターと、2月の検索語

2

2月になって再開した読書メーターだったが、登録したのは2008年10月だった。しばらくは続けていたのだろうが、そのうち放置するようになった。
従って、一日あたりの読書ページは0.01冊というお粗末さ。

そこで、時間が少しあればせっせと過去のレビューから登録し直している

ちょうど今野敏のシリーズを多く読んでいるあたりに来た。それが13年の3月頃なのに驚く。つい最近だと思っていたのに、もう4年も前のことになるのだ。


そんなわけで、今月は検索語の追求(?)は殆どしていない。


その可愛そうな検索語は、やはり↓が一番にヒットしてきた。

「メモ帳」が保存できなくなって焦る(17.02.02)
2月1日、早速これがヒットしてきた。

料理研究家の大原照子さん死去(15.02.02)


しもやけと、1月の検索語(17.01.31)

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2017.02.24

道尾秀介【光媒の花】

光媒の花

光媒の花道尾 秀介 著
税込価格:1,365円
出版:PHP研究所
ISBN:978-4-569-70039-7
発行年月:2008.9
利用対象:一般

もう、駄目だと思った。それでも世界は、続いていた—少女は無限の想像力でこの世界を生き延び、少年はたった一つの思い出にしがみつく。一匹の蝶が見た悲しみの先に広がる光景とは…渾身の連作群像劇。【「BOOK」データベースの商品解説】


30年前・20年前の景色と交錯する、現在。
それぞれが、緩く繋がっている。


第章でサチと出会った少年は、昆虫博士を目指していた。
だが20年後、彼はホームレスとなり、幼い兄妹を守るために、人を殺めた。

そのサチは、第章に登場する。
昼間の仕事に加えて、週に何回かは夜もファミレスでアルバイトをしている。そして彼女は、幼い少女を救った。

彼女には、どうしても幸せになって欲しい。


読んだときはもっと色々なことを思ったのだが、かなり前なので忘れてしまった。
再読しよう。


光媒の花
2010年5月31日第3刷発行
Kindle版:432円
honto版:432円


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2017.02.22

東野圭吾【ナミヤ雑貨店の奇蹟】

ナミヤ雑貨店の奇蹟

ナミヤ雑貨店の奇蹟東野 圭吾 著
税込価格:734円
出版 : KADOKAWA
ISBN : 978-4-04-101451-6
発行年月 :2014/11/22
利用対象 : 一般

【中央公論文芸賞(第7回)】悪事を働いた少年3人が逃げ込んだ古い家。そこはかつて悩み相談を請け負っていた雑貨店だった。廃業しているはずの店内に、突然シャッターの郵便口から、時空を超えて過去からの悩み相談の手紙が落ちてきて…。【「TRC MARC」の商品解説】

先日の東京行きでKindleを忘れて、京都駅で文庫本を買った。それが、本書である。
東野圭吾は電書を出さないので、ちょうどいいと思ったのだ。

随分久しぶりの、東野圭吾。

本書は短編集ではあるが、ずっと繋がっている。
というか、ずっと三人の少年を描いているのだが、それぞれの章で登場人物が違う。

最初は、過去の女性からの相談事だった。
それに適当な返事を書いているうちに、相談者から感謝されて一応一件落着する。

と思う間に、次の相談事が持ち込まれる。

今度は、三人組側からではなく、相談者の側の事情を描いていく
応えを貰った青年は、自分の道を進んでいく。
しかし、最後はあまりにも無残ではないか。


一方、相談に乗っている三人にも、変化が起きてくる。
「ナミヤ雑貨店の奇跡」とは、実は三人への奇跡ではなかったのだろうか。


どうも、映画になるらしい。


ナミヤ雑貨店の奇蹟


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2017.02.20

【うちのめされるようなすごい本】

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著者の米原 万里さんの本は、以前必笑小咄のテクニックを読んだだけだ。

田丸公美子さんの【シモネッタのデカメロン】にも登場するので、こういう傾向の方かと勝手に判断していた。


しかし、どこかで「この本良いよ」のようなお勧めを見つけ、読み始めた。


そして、今とても大事に読んでいる。
紹介されている本を、片っ端から読みたくなってくる。
また、動物たちへの愛がすてきだ。
ふと、彼女没後、この動物たちはどうなったのかと思う。今更の感があるが。


本書で紹介されている本で読んだものを、追記で列挙していこう


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2017.02.18

横山秀夫【刑事の勲章】

刑事の勲章

Photo_2横山 秀夫 著
税込価格:199円(Kindle価格:)
出版:文藝春秋
ISBN:
発行年月:2016/04/15
利用対象:一般

電子書籍オリジナル短編! 『64』(2016年5月映画化)に連なる「D県警シリーズ」未収録作

短編集かと思ったのだがそうではなく、「紹介文」にあるように電書オリジナルらしい。初出は「オール読み物」。
まったく嫌な世界だ。

なにかというと事務職をバカにする刑事畑。退職してからも口を出す、元刑事たち。
そんな中、刑事官を拝命した上原は、職場の輪に入れず浮いてしまう。部下も全てよそよそしい。


ドラマにもなっているようで、上原を任命した二渡役は、仲村トオルだった。この二渡って、何処で出てきたのだったっけ?【64】?

いずれにしても、後味のよくない一篇だった。


刑事の勲章


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2017.02.17

森下雨村【消えたダイヤ】

消えたダイヤ

消えたダイヤ森下 雨村 著
税込価格:648円
出版:河出書房新社
ISBN:978-4-309-41492-8
発行年月:2016/11/08
利用対象:一般

北陸・敦賀湾沖の海難事故で、ロシア・ロマノフ王朝のダイヤモンドが忽然と消えた。好奇心旺盛、行動力抜群のカップルが、そのダイヤを持っているという女性を探し始める。【「TRC MARC」の商品解説】より

前回読んだ白骨の処女が面白かったので期待したのだが、ちょっと残念だった。だが、少女雑誌(「少女俱楽部」)向けだとすれば、それもありかなというところ。

なかなかお転婆な咲子と行動力のある俊男。この二人の探偵の冒険物語。
だがこの二人、少々軽率な気もする。

一番しっかりしていたのが、俊男が閉じ込められた家にいた少女、実は「……」(ネタバレになるので)かもしれない。


温室-->


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